「FP弁護士」を目指す無職のブログ

法&ファイナンスで独立のライフサポートを行う「FP(ファイナンシャルプランナー)弁護士」を目指しています。

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解説!ハイリスク投資(リターン編)

 「1年間で利益率20%の投資!」、いかにも胡散臭いフレーズですね(笑)。
普通預金の全国平均金利が0.02%の「超低金利」時代には、ウソとしか思えない数字かもしれません。

しかし、実は手の届くところにそんな投資先が存在しているのも事実。そこで、そんな利益率20%(?)のハイリスク投資をちょっと紹介してみます…。(というのは表向きのネタで、本当のテーマは「投資とはどんなものか」、ざっくりと説明する主旨です。)

実は誰にでも買える「投資信託」の中に、利益率20%(見込)の投資先が実在しています。

ここでは、投資信託とはどんなものか説明します。(詳しい方は読み飛ばし可)

まず回りくどいですが、そもそも「投資」とは何かということから述べてみます。

「投資」は、基本的に次の2つのステップで成り立ちます。
①よく売れそうなものを「買う」(仕入)
②その買ったものを誰か他人に「売る」(販売)
考えてみれば、これはそこら中にある様々な「お店」がやっている仕事と変わりません。

例えば、業者から日用品を「仕入」したスーパーが、利益を上乗せして誰かお客さんに「販売」することと全く同じことです。
そして、大事なポイントは「どれくらい安く仕入れて」&「どれくらい高く売るか」に尽きるといえます。

このような意味で、「投資」は、何かの商品を仕入れてそれを誰かに売るビジネスです。

では、「投資」において仕入れる商品って何か?
いちばん身近なのは、「外国のお金」かもしれません。
例えば、米国に旅行に行く際、円をアメリカドルに換えますが、その時の交換できる金額は日々変わっていますよね。今日、外貨両替所で100円支払って1ドルに換えてもらい、1週間後その1ドルを使わないまま円に換えてもらったら、110円になって戻ってきた、ということがあるわけです。このとき、知らないうちに10円儲けた、ということになりますが、もちろんこの逆に10円損するときもあるわけで、正直損するか得するかはその時々のタイミングによります。旅行時はあまり気にしない方もいるかもしれませんが、この「損得」の伴う外国のお金のやり取りも立派な「投資」の一つなのです。

投資成功例:「米ドル」を100円で仕入れたら、買ったその「米ドル」が後日110円で販売できた。(10円の利益)
投資失敗例:「米ドル」を100円で仕入れたら、タイミングが悪く90円でしか販売できなかった。(10円の損失)


もちろん「米ドル」は、投資として仕入れる商品のほんの一例に過ぎません。「米ドル」の代わりに、「ユーロ」でも「中国人民元」でも良いですし、外国のお金に限らず「株」やその他の商品でも良いのです。
要は、どの商品なら「高く売れる!」と自信を持てるかで変わります。この点についても、実際の「お店」の仕事と全く同じことです。

さて、やっと「投資信託」についてです。これももちろん投資として仕入れられる商品のうちの一つですが、「米ドル」や「株」とは少し違います。
「投資信託」は、基本的に多種多様な商品の「まとめ買い」です。

「米ドル」や「株」を買うということは、どれか「単品」の商品を買うことを意味します。
他方で、「投資信託」はまとめ買いなので、色々な「単品」の商品を組み合わせて「詰め合わせ」にしたような商品です。色々な商品の組み合わせですから、「株」だけを詰め合わせたものもあれば、「米ドル」の商品や「株」など特徴の全く違う商品を詰め合わせたものなどもあり、各投資信託ごとに全く特徴が違っています。これは、実際のスーパーやデパート等の「お店」では、「お中元」などのギフト商品や「福袋」なんかに近いイメージでしょうか。

このように、「投資信託」は一つ一つ全く中身の異なる商品ですので、仕入れするならその前に各投資信託の特徴を詳しく知る必要があるものだといえます。


ここから具体的な話に入ります。
今年の7月現在で、利益率20%が見込める投資信託の名前は「フィデリティ・USリート・ファンド(Bコース)」といいます。他にも同じような「ハイリスク投信」はありますが、今回はこの商品を例にします。

まず、投資信託は色々な商品を組み合わせてまとめたものですから、この「フィデリティ・USリート・ファンド」もそんな組み合わせの商品です。では、どんな中身なのか?
このファンドの特徴は、主な中身が「米国の不動産」という点です。大まかには、米国内のたくさんの不動産(一部はその他の国の不動産)に少しずつお金を分けて預けて事業資金にしてもらい、利益や賃料が発生すると、その儲けから各投資家ごとの分け前をもらうことができます。ですから、イメージとしては手軽に「不動産の所有者」になれるファンドといえます。(なお今回は、特に投資の勧誘をするつもりではありませんので、かなり単純化した説明をしております。)

投資は第一に「仕入」から始まりますから、まず「いくらで買えるのか」を見ます。
「フィデリティ・USリート・ファンド(Bコース)」は、2012年7月20日現在では最低「5,199円」から仕入れすることができます。(厳密には日々値動きがありますので、最低購入金額も変わります。)

さて、かなり前置きが長くなりましたが、やっと「1年で利益率20%」の話に入れます。ここでは単純化するために、「フィデリティ・USリート・ファンド(Bコース)」を最低「5,000円」から仕入れることができる、と仮定します。

5,000円で「仕入れ」したら、あとは「いくらで売れるか」の勝負です。この時「利益率20%」を達成するためには、仕入価格5,000円の20%が1,000円ですので、その「利益分1,000円」を上乗せした売値「6,000円」でその投信を販売できなければなりません。

しかし、5,000円で買った商品を1年後に6,000円で売れる確証など絶対にありません。(「絶対儲かる」などと言う人が万が一いたら、その人は間違いなく「詐欺師」ですからご注意下さい…。)

では、「利益率20%」とは一体何なのか?

実は、「フィデリティ・USリート・ファンド(Bコース)」を買ってそのまま持っている人は、ひと月ごとに「お小遣い」をもらえるようになっています。投資業界ではこのお小遣いを「毎月分配金」と呼んでいます。この「毎月分配金」がとにかく多いのです。

資料によれば、2009年10月から今月までなんと「毎月100円」の分配金がずっと出続けています。この金額が来月からも同じようにもらえるとしたら、フィデリティ・USリート・ファンドを「5,000円」で買った場合も同じく「毎月100円」もらえることになります。つまり、このファンドを「5,000円分」買うごとに毎月100円の分配金をもらうことができ、仮に倍の「10,000円分」買えば毎月200円、「20,000円分」買えば毎月400円・・・と、「5,000円分」買い増しするごとに毎月の分配金が100円ずつ増えていくことになります。このような分配金の仕組みから、毎月100円は「買値5,000円」の2%ですから、毎月2%何もしなくても増えていく(ように見える)のです。
こんなファンドですから、「100万円分」買えば毎月の分配金は「2万円」になるということですね!単純に、銀行預金に100万円預けて毎月の利子が2万円、なんて実感としてあり得ないことですから、毎月分配金のこの金額は驚くべき数字です。

そして実際、1年間そのファンドを持ち続けると、

(ファンドを「5000円分」購入につき)ひと月100円×12か月=年間1,200円

合計1.200円の「お小遣い」、すなわち毎月分配金を自動的にゲットすることができます。(【注意】あくまで毎月100円の分配金が変わらず1年間出続けた前提での話です。ただし、このフィデリティ・USリート・ファンドを持ち続けたり、売り払ったりすると「手数料」というコストがかかります。従って、そのコストを分配金から差し引くと、「年間1,000円」より少し多いくらいの分配金を得ることができるのです。この金額は、上記の通り「利益率20%」を達成する数字と同じですね。

このように「年間1,000円」の分配金を受け取ることができれば、「1年間で利益率20%の投資」ができる(可能性がある)というわけなのです。先程の例でファンドを「100万円分」買っていれば、合計で年間20万円の分配金がもらえるということですね!

いかがでしょうか?「早速、預金を引き出して、そのファンドに投資する!!」と考えた方がいれば、その切り替えの早さは素晴らしいと思います。投資の才能ありと言えるかもしれません。

でも、ちょっと待って下さい。詳しい方ならばよくご存じだと思いますが、このファンドへの投資は「超ハイリスク」です。そういったリスクに対する分析なしには、とても投資できる代物ではありません。(そして、この「分析」こそ投資における最大の負担になりますが…)

この肝心の「リスク」については、また次の機会に。

ここまでに手に入れた「知識」
★ 「投資」は、商品を仕入れて誰かに売るビジネス。
★ 投資の成功は、「どれくらい安く仕入れて」&「どれくらい高く売るか」の2つにかかっている。
★ 「高く売れる」と自信を持てる商品に投資しよう!
★ 投資の利益には、「売却したときの利益」と「分配金等の形で受け取る利益」の2つがある。
★ 投資の前には必ずリスク分析を。

(このまとめの形式は、ある本のパクリオマージュです…)


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  1. 2012/07/21(土) 09:43:44|
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